みなさんは、自分の身体をどんな風に定義していますか?
・自分=体も全部まるごと?
・自分(魂)と身体は別々?
いろんな考え方があると思います。
特に意識していない人のほうが多いかもしれませんね(笑)
私は、ピラティスに出会ってから、身体を乗り物だと感じるようになりました。
自分自身(魂)を宿して、動かす喜びを教えてくれるのが “身体” という感覚です。
今日は、そんな身体のニュートラルについて、綴っていきます。
「ニュートラル」とは何か
ピラティスでは、「ニュートラルポジション」という言葉がよく出てきます。
どういう意味かというと…
“どこにも無理がなく、必要に応じて自由に動ける状態”のこと。
固定された形ではなく、“戻ってこられる基準”のようなものです。
なぜニュートラルが大切なのか

私たちの身体は、日常のクセによって少しずつ偏っています。
・片側に重心をかける立ち方
・猫背や反り腰といった姿勢
・同じ動作の繰り返し
こうした積み重ねによって、本来のバランスからズレていきます。
ニュートラルな状態を知っておくことで、ズレに気づき、戻すことができるようになります。
つまり、不調を防ぐ“基準”になるのがニュートラルです。
ピラティスで感じる「ニュートラル」

ピラティスでは、骨盤や背骨の位置、呼吸、筋肉の使い方を丁寧に整えていきます。
その中で大切にしているのは、「頑張って作る姿勢」ではなく、「自然に整う状態」です。
・力みすぎていない
・呼吸がスムーズにできる
・必要な筋肉だけが働いている
こうした感覚が揃ったとき、身体はニュートラルに近づいていきます。
ニュートラル=楽な状態ではない

ここでよくある誤解があります。
ニュートラルは「完全にリラックスして脱力している状態」ではありません。
適度に支えがありながら、無駄な力が抜けている状態です。
例えるなら、“静かに立っている木”のようなイメージ。
しっかり根を張りながらも、必要に応じてしなやかに動ける。
そんなバランスがニュートラルです。
日常に活きるニュートラルの感覚

ニュートラルがわかるようになると、日常の動きが変わってきます。
・長時間座っても疲れにくくなる
・肩や腰の負担が減る
・呼吸が深くなる
特別な時間だけでなく、日常そのものが“整う時間”に変わっていきます。
ニュートラルは「戻れる場所」

ニュートラルとは、完璧な姿勢を保ち続けることではありません。
崩れてもいい。
でも、戻れる場所を知っていること。
それが、身体を長く快適に使っていくために大切なことです。
ピラティスは、その「戻る感覚」を育ててくれるメソッド。
まずは自分の身体の基準を知ることから、始めてみませんか?
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ピラティス squle(スクレ)
萱原 可奈


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