身体のニュートラル

すっかり涼しさを感じる10月。

先日、弾丸日帰りで広島県の宮島を旅してきました。

ひょんなきっかけで、念願の厳島神社へ。

あいにくの土砂降りでしたが、

それでも多くの観光客が集まる様子に驚き、

天候さえも影響しない唯一無二な強さを感じました。

厳島神社といえば、

有名な景色として…

海に聳え立つあの大きな鳥居です。

さてこの鳥居、

どのように海の上で立っていると思いますか?

私は、

海底深くに埋め込まれているのだと思っていました。

でも違いました。

なんと、

この鳥居は、

自分の重さだけで自立しているそうです。

もちろん重力も圧倒的ですし、

自立できるよう工夫されているのですが、

どんな波が押し寄せても…

どんな雨にも…風にも…嵐にも…

ビクともしない。

鳥居にとって、最適なバランスで立っています。

同じように

人の身体にも最適なバランスがあります。

それは、

骨がニュートラルな状態です。

成人の人の骨の数は、206個。

本来の位置で動かすことが自然で、身体への負担もありません。

心地よく軽やかで、

最大のパフォーマンスが発揮できるような状態。

でも、

この状態を維持し続けることが難しいのは、

日常生活での動作の癖、

仕事柄の身体の使い方、

心の状態からも姿勢は形作られていき、

骨の位置は、ニュートラルからズレてしまいます。

そして、何か不調や症状が起きた時が、

ニュートラルから外れた身体が

自然に基に戻れなくなっているサインなのです。

こうなってしまっては、

日常に起こる様々な出来事を

柔軟に対応する力が弱くなり、

最大限のパワーを出しきれない状態で

生きていることになります。

身体の状態というのは、

心や生き方にも影響するのです。

私たちは、

宮島の鳥居のようにずっと止まってはいられないので、

どんなに崩れてしまっても、

ちゃんとニュートラルに戻れる身体で

生きていきたいですね。

そんなことを思いながら、

私は、今日もピラティスで身体を整えています。

土砂降りの中でも美しく凛と聳え立つ鳥居 (Photo by KANA)

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

ピラティス squle(スクレ)

萱原 可奈





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